今日の日はさようなら

小学生のころ、同級生にみんなより秀でたものを持っていた少年がいました

同級生は彼のことを「先輩」と呼んで、ある意味尊敬していたと思います

その彼はそのころの夢を叶え研究者になったと伝え聞きました

有言実行のカッコいい「先輩」でした

土曜日に小学校の同窓会がありました

おじいちゃん、おばあちゃんになった担任の先生方も元気でご出席いただき、

大人になった生徒たちもみなそれぞれに今の生活を一生懸命に生きていました

そしてその中で「先輩」の訃報を聞きました

あまりにも長く会っていなかったので、

正直実感として沸かず、ほかの同級生たちと話をしていましたが

そのときに卒業式で歌った「今日の日はさようなら」が

頭の中を流れてきました

おそらくご存知の方は多いと思いますこれです

↓

 今日の日はさようなら

日曜日にコーラスの練習でちょっと遠出をするために

2次会が終わって直ぐに帰宅し翌日に備えました

日曜日、コーラスの練習を自然の中で！という先生のお声がけで

裾野市のこんな素敵なところへ↓

ここは先生のお兄さんがご夫婦で運営なさっています

森林の澄んだ空気の中で優しい滝の音を聞きながら

おいしい空気をたくさん体の中に取り入れ

そのまま声にしていく感じ

とっても素敵な経験でした

お庭の写真やほかのスペースの写真がないのが残念！

2台のSteinwayのピアノをピアニストの後藤千香さんに演奏していただき

7人で歌った歌は、コンサートの時とはまた違った空気がありとても気もち良かったです

広いお庭でいただいたレンガの窯で焼いたピザや

塊のお肉からひき肉にして焼いたハンバーグ入りのバーガー

新鮮な野菜の焼き野菜、そしてここの一押しのおいしいお水

最高のひと時でした（写真ない～っ！残念！！）

練習が終わりティータイムの時の雑談で

先生のお兄さんが「今日の日はさようなら」の作者だということを知りました

（写真はオルゴールです）

お土産にいただいたオルゴールを手にしたとき、

同級生の「先輩」を思い出して涙が出てきました

彼はおそらく志半ばでこの世から旅立ってしまったのではないか

家族を残して行くのはとても無念だっただろうと思うきもちが

あとからあとから湧いてきて自然と涙がこぼれました

思い出のこの曲の作者にお会いできたこと

それも同窓会の翌日というのは何とも偶然で素敵なことでした

後ろ髪を引かれながら夕方には帰路へ

最高の週末を過ごし、いい経験をさせていただいた

クラス会の幹事の方々ヴォーカル先生や先生のご家族に心から感謝しています

ありがとうございました
そして「またあう日まで」